親友に、贈り物を
2015.4.11
先週の日曜日、高校からの付き合いになる親友がダイタデシカ、にやって来てくれました。
(来てくれてありがとうマサ!)
高校を卒業し、人事の仕事を数年間経験した後独立した彼は、
現在個人事業主として教育関係の仕事をしています。
店に来て「おお、ひさしぶり」と話し始めたら、あっという間に数時間がたっていました。
高校を卒業してから気が付けば十数年たっていて。改めて話をしてみると、いやはや
お互いなかなか色々あったもんだと感慨にふけってしまいました。
まだまだお互いこれから仕事を頑張っていかなきゃな年頃ですので、
マサには持っていてちょっと自慢したくなるような
木のボールペンを僕からプレゼントしました。
この作品は女性の木工作家さんが天然木を、一本一本削り出して作っているのです。
梨やレースウッド、アザベラなど珍しい木材を素材としており、
マサがもっているウォールナットのボールペンは
使い込んでいくほどに、上質な光沢を放つようになります。
ちなみにウォールナットという材は「クルミの木」。日本にもあるのですが、長野県東卸市が唯一の生産地なのだとか。
ウォールナットはチークやマホガニーなど高級家具・楽器に使われる木材たちと並ぶ三大銘木のうちのひとつ。
1660年~1720年にかけ、ヨーロッパ市場ではイギリスデザインやウォールナット種の製品が大きな人気を博し、ヨーロッパ家具の歴史では「ウォールナットの時代」と呼ばれるほど持て囃されたそう。
今でももちろん人気で、店内にある別の作品でも、ウォールナット材を仕様しているのでその分値段が高めのものもあったりします。
さてはてなんでそんなに人気なのかといいますと、一つは先ず深い色合いと美し木目から醸し出される高級感。
二つ目は経年変化。ウォールナットは、時間を経るごとに他の木材にはない独特な経年変化が生じます。
ウォールナット独特の黒みが抜けて約半年から2年ほどで美しい暗茶褐色へと変化するのです。味が出てくるってヤツですね。
使い続ける程に、格好良くなっていくなんてニクいね。
ちなみに
クルミの花言葉は「知性・知恵・野心」なんだとか。
マサ、仕事頑張れよ~!
ボールペンなくすなよ~^^