【特集日誌】
2015.3.16
みなさん、こんにちは。今回の日誌は特別編となっております。
ダイタデシカ、で生活の道具を選んでくれたお客様の自宅にお邪魔して実際にどうやって使っていただいているのかをレポートして来ました。
ご協力いただいたのは、ダイタデシカ、のご近所にお住まいの堀さん。
さて・・・一体どんなお宅訪問になるのやら・・・。
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「堀さん、どうもどうも~お邪魔しま~す!!」
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「堀さん、来ちゃいましたよ~。今回はご協力いただいてありがとうございます!」
「いや~、楽しみにしてきました~!まいばすけっとでお酒もガッツリ仕入れて来ましたんで!」
「どうも、こんにちは!お手柔らかにお願いしますよ~。」
「賛成!」
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「かんぱーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!」
「GOKUGOKUGOKUGOKUGOKGOKUGOKU!・・・SON-GOKU!!!」
「!・・・いや~堀さん!笑顔ウルトラ弾ける豪快な飲みっぷりですね~!」
「まさに日本男児!って感じですな」
「いやいやそんなことないですよ。お二人も飲んでのんで!」
「じゃっ遠慮なく!」
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「GUBIGUBIGUBIGUBIGUBIGUBIGUBIGUBIGUBIGU・・・B-I-G!!」
「HAHAHAHA~!服部さんもいくね~!豪快豪快!6億当たりそう!」
「HAHAHAHA~!やっぱり男は豪快でないと!」
「そうですね~!何事も豪快が決めてですよね~!HAHAHA~!」
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「あれ・・・?そういえばお二人今日何しにいらっしゃったんでしたっけ?」
「・・・?・・・ハッ!そうだ!(汗)今日は堀さんがダイタデシカ、で選んだ道具をどういう風に使っているかを取材しに来たんでした!すみません!完全にこの数分間で記憶から消し飛ばしてました!」
「じゃあまた記憶が消し飛ばないうちに豪快に料理を始めますか!今晩はカレーとポトフです!」
「よろしくお願いします!」
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まずはポトフづくりからスタート。男らしく野菜を大ぶりにザクザクカットしていきます。キャベツをザクザク
にんじん・ジャガイモもザクザクと豪快にカットしていきましょう。男にとってはこれくらいのボリューム感が丁度いいですよね^^
材料がある程度揃ったら、鍋にゴロゴロゴロっと流し込みます!
お水を注ぎましょう。それは豪快に。野菜がひたひたになるくらい入れましょう。
注ぎこんだら、次の豪快キーワードは「肉」。がっつりベーコン!どかっとソーセージ!(量はお好みで)
なんというボリューミーな姿。鍋から今にも溢れ返りそうです。これら豪快に盛られた材料を、お次は優しく中火でコトコト30分煮込みます。
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すると・・・・
堀さんの鮮やかな料理の手さばきへの嫉妬心に思わず
「HOLLY(堀さんに)SHIT(嫉妬)!」
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「ジャッ・・ジャッ・・・ジャッ」・・・これは、何かを摩りおろす音が聞こえる・・・。
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「ジャッ!ジャッ!!ジャッ!!!」
シンクに飛び散るオレンジ色のカス・・・?違う!これは擦り下ろされた人参!でもオカシイ。今日は堀さんにカレーを御馳走になりにきたはずじゃあ・・・。
「HAHAHAHA!!!っつたくこれだから素人に俺の飯を食わすのは難儀なんだYOね!ちょっと!」
「HOLLY・・・いや、堀さん。一体どういうことなんですか」
「HOLLYさん。僕らは豚じゃないんですよ?」
「君たちは何も分かっちゃいないね。この加工がカレーを未体験ゾーンへと進化させるのさ!」
「未体験・・・」
「ゾーン?」
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まずは玉ねぎを飴色になるまで豪快にかつ繊細に、じっくりと炒める・・・・。
だいぶ炒まってきた・・・。
ここで!擦りおろした人参を投入・・・!
さらに豚肉を投入・・・!擦り下ろした人参と豚肉が絡まり合って、旨味が濃縮されていくようです。
炒めるほどに、いい香りが台所に広がります・・・!もうこのままでも十分美味しそう・・・!
水とカレールーを投入し、じっくり豪快に煮込むこと30分・・・。
ついに完成!!!
「めっちゃ美味しそうじゃないですか・・・堀さん!」
「香りが半端なくいいですね~!」
「それじゃあ食べますか!」
まずはご飯を盛りつけて・・・
あったかなご飯の上に、ついに極上カレーを投入・・・!
・・・そして・・・カレーが完成した。
「食べなくても分かる・・・。これ完全にうまいカレーですよ。」
「じゃあ服部さんは、食べなくていいですね」
「・・・え?」
「そうだね。もう分かってるなら必要ないね。」
「・・・・。」
「おお~!片山さん!待ってましたよ~!」
「いまちょうどカレーが出来上がったところだよ!ナイスタイミング!」
「え~!カレ~!?やったー!嬉しー!めっちゃお腹空いてるー!!」
「うわーい!めっちゃ美味しそう!いっただきまーす!!」
「いただきます!」
「いただきまーす!」
「・・・・いただきます・・・空気を」
「なにこれ!美味しーーー!人参の甘みがスゴイ!!」
「いや~うまい!ひさびさにうまいカレーと出会っちゃたな」
「あとカボチャの煮物もあるんでよかったら召し上がってください」
「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA~~~~~~~~~~!!!!」
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堀さん、ありがとうございました。
堀さんの家で実際に使われている道具たちの姿を見れてよかったです。こうやって人の生活の中で馴染んでいきながら、その人だけの道具に育っていくんだなぁと、一緒に夕飯のテーブルを囲みながらひしひしと感じる事ができました。
パスタ用の器であるチェルキオですが、カレー皿にも持ってこいでしたね。皿の反りの部分でカレーのルーが掬いやすかったなぁ。
和歌山に拠点を移されても、またその住家で道具たちと一緒に堀さんも一層と深みを増していくのでしょうね。
新天地、新しい門出にこの日誌を堀さんにお贈りします。愉しい毎日が次から次へと堀さんにやってくることを僕らは願っています。お店でただ買い物をするだけじゃなくて、ご自身のお仕事の事だったりとか、美味しいご飯屋さんの情報だとか、いろいろお話できたことがとっても愉しかったですよね。
堀さん、どうぞお元気で!!
また代田で会いましょう!!!!